前回の日記で、先月、30年ぶりに穂高を歩いたと書いたが、その北穂高岳から涸沢岳への縦走路は岩場が続く難所だ。
その北穂から涸沢岳間の最後の難所であるオダマキのコルを過ぎて涸沢岳直下の岩場を登っていると頂上尾根でこちらに手を振っている人がいた。
きっとその方のお知り合いが登ってくるのを待っているのだろうと思いながら私はのぼっていたのだが、3000Mを超える頂上に着くと、突然ある人に、私が岩場を登ってくる写真を撮らせてもらったと云われ、家に帰って現像したら送るといわれて、少々とまどってしまった。
話をしてみると山頂尾根から手を振っていた方であった。
この山行は知人に、穂高を数日かけて歩きたいので案内せよ、ということでの山旅だったのだが、天候不順で予定を早く切り上げて下山してきたのだった。
で、実は下山後すぐに、再び穂高の縦走をしたいので仕事の区切りのいいときにまた付き合って欲しいといわれていた。
で、実はまた行ってきた。ついさっき帰ってきたばかりだ。
家に着くと、写真が届いていた。
先月、涸沢岳で出会った人から写真が送られてきたのだ。
登っている時は展望のよさに見とれ、登ることの楽しさと適度な緊張感はあるのだが、自分の立場というのは客観視できていない。
こうして見ると高度感があって、よくもこんなところを・・・と思ってしまう。
よく撮れていると思う。

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