庭の時間 散策

庭の時間


ニワ】
家を出ては家に帰ってくる。

海岸線や海岩に砕ける白波に見入る。
海に入る。
海深は5mくらいだが海中の岩に肌を痛め波に揺れる海の草とともに揺れる。

家をでて美術館やら人智の跡、人の手が入る山を巡り、花の丘を越えて植物も育たない岩だけの稜線を歩く。

深い霧の向こうに眼を凝らし
立ちはだかり迫る岩、追い立てる岩、孤高する岩をまえに立ち止まる。


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[2007/09/24 18:18] 散策 | コメント(1) | トラックバック(0)






傘をもって】
随分良くなったと思っている腰を気にしながら近くの公園へ。
思えば月曜日に腰を痛めて以来初めて外にでました。

どんよりした日で時々道路をぬらす雨がおちます。
週末とあって多くの人が赤や青に色付き始めた紫陽花の間の道を歩いていますが、私はこちらのほうへ。

雨のにおい

[2007/06/09 21:04] 散策 | コメント(0) | トラックバック(0)






阿波土柱】
徳島県阿波市
それにしてもこの阿波市、2005年に数町村が合併し阿波市になったとか・・。
全国各地で市町村の合併がお盛んですが、旅人にはまったくもって迷惑なこともあって古い地図に頼っていてはアタフタすることしばし・・であります。


さてさて・・この阿波の土柱・・。
讃岐山脈の麓にあります。
太古に吉野川の川底であった時代に侵食されて出来た砂岩層(砂礫層)であります。
いまでも風雨により侵食が進んでいるようです。

それにしてもライトアップする目的でしょうか・・無粋な電柱が立っております。
阿波土柱1




庭に立つとき、日高の山が海に入り、その岩岩が白波のあいだに突き出しながら海底に連なっている襟裳岬や、各地の海波に洗われている険しき岩のことをよく思い出しますが、この土柱のこともよく蘇って来ます。

ウィルス対策ソフトを最新のものにしたとたんパソの動作が急に鈍足になりました。
[2007/01/03 08:03] 散策 | コメント(0) | トラックバック(0)






囲炉裏と円空さん】
禅通寺


山から下りてきて谷間の村。
円空さんがその晩年に滞在していた寺を訪ねた後に、旧家を一部作り変えたという近くの民宿で、食事後、囲炉裏のそばでゴロリンと横になる。

後片付けをしてくれている宿のオカミサンに、その寺の円空仏は拝観謝絶ということだったワイ・・とボソリというと、そのオカミは
「そうなんですよ。公開してないんですよ。あそこの円空さんは・・。」
そして片付けの手を止めることなく続けてこう言いました。
「うちも檀家なんですよ。」

そして
「うちにも円空仏があるんですよ。」

思わず飛び起きてしまった。

ゼヒ、ぜひ、是非〜とお願いしてご案内いただいた。

奥の間にある御仏壇に案内していただきその円空さんの彫った高さ10センチにも満たない片手に乗るくらいの坐像をみせていただいた。

円空さんというと一木一鉈彫りという印象が強いが見せていただいた円空仏は繊細で優しげな表情で黒く輝いていた。

手にとって拝見するわけにもいかず、撮影するわけにもいかないが、大変お優しいお顔でありました。



[2006/08/05 12:01] 散策 | コメント(0) | トラックバック(0)






庭石と雨】
昨日夕方雨が落ち始めた時に庭の石が濡れ始めると眠っていた石の顔が服を脱ぎ始めた。
鮫川石。緑泥片岩。
福島県で産出される。 

鮫川石

福島県磐木市でかつて地元の人たちが見本市のようなところで並べ立てた石をみてがっかりしたことがあった。

福島県の鮫川という川近辺からあげたのか、なんでもいいからその辺から上げたものか知らないが、鮫川石と銘を立ててご立派なお値段がついていた。
デタラメな値段だったと記憶している。

庭の石について少し話すが、例えば秩父、三波、鳥海、甲州、八ヶ岳、筑波、伊豆、など、庭石の銘柄はいろいろあるが、それはその土地で産出された石というのは勿論だが、固有の商品銘だ。
つまり、秩父、三波、鮫川だったら緑泥片、筑波だったら花崗岩、伊豆だったら、変成岩だったり、火山岩でそれぞれに名がある。
少なくともその土地で出たという意味だけではない。


[2006/05/25 21:21] 散策 | コメント(3) | トラックバック(3)






土嚢】
毎年のように大雨による土砂崩れや雪解け期に山の一部が崩れ落ちたりする。

今回福井市郊外の一乗谷を訪ねたときにみた風景。


少し離れたところから望遠で撮影した後、近づいてみた。
雨のなかドロドロのなかを近づいてペコリとすると向こうもペコリとして降りてきた。彼は泥だらけの顔の汗を泥だらけの合羽で拭った。
私はそこに積み重ねられている土を手にとって指先でこすってみる。
粘土。
この冬は雪が多くて雪解けの時期に崩れたのだそうだ。
崩れた粘土を土嚢袋に詰めてまた崩れたところに積んで戻しているわけだ。

雨の音しかしない所だった。
私は粘土をいじった手でカメラを操作しただけ。
彼は合羽も顔も手も泥だらけだったけれども、そのときの私よりは数段綺麗だった。
[2006/04/12 20:32] 散策 | コメント(0) | トラックバック(0)






土の柄】
終日雨が降り続いていて窓の外の様子を時折みながら先日の旅での写真を眺めては整理らしきことを始めた。

いつものことだが、庭、建物、墓地の石造品やら出会った人の写真の合間に山肌に露出した石や土の写真を眺めてみた。

滋賀県湖東のとある墓地
土地の人には当たり前の土の色なのだろうが私には手にとって頬ずりしたくなるような土
isido2.jpg


滋賀県湖北。むき出されていた土の層。
白く見えるのは浅葱色の粘土
土


京都府と兵庫県の境を行ったり来たりしてその合間に渓流沿いの道を歩いていると岩肌があちこちで露出している。渓流に転がっている石、この岩肌の下に散ばっている石から安山岩だと思う。
丹波岩

撮影したり、手にとってみたりで・・カメラは泥だらけになった。
もちろん靴も。
[2006/04/11 21:15] 散策 | コメント(2) | トラックバック(1)












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